今回は、最近あった、長年抱えていたトラウマを乗り越えられた体験について書いていきます。
植え付けられてしまった苦手意識
まずは、そのトラウマについてです。
お話は僕の中学時代まで遡ります。
中1の夏頃から、僕に対する一部のクラスメイトからのイジメが始まりました。
その内容は、男子からは殴る蹴るなどの暴行に加えて、3学期には筆箱を壊されたこともありました。
女子からは、キモいと言われたり挨拶をしてもからかわれたりという精神攻撃がありました。
そんな卑劣ないじめを必死で訴え続けましたが、担任の先生や母親などのごく身近な大人たちは助けてくれずに「男なんだから強くなれ」 「自力で解決してみよう」という僕の自己解決能力でなんとかしようという方針を取っていました。
やがて、アドバイスはくれるけど我関せずという姿勢を通していた身近な大人には頼ることができずに、対策も打てずに時が流れていきました。
中1のときほどではないにしろ、一部の男子からの暴行や、女子からの精神攻撃は、進級しても高校に入っても続いていきました。
そんな学生時代を過ごした結果、先生やごくわずかな信頼できる同級生としか話せないようになり、また女子からの精神攻撃が特にきついと思っていました。
そのため、同世代や年下の人(特に女性)とのコミュニケーションが怖いというメンタルブロックがかかり10年以上、これがトラウマになっていました。
トラウマを打ち砕いた出会い
そして、オンラインで繋がった友人のおかげで上記の大きなトラウマを打ち砕くような体験を8月にできたのです。
その友人は、年齢が1つ上の女性でした。
(僕が苦手意識を抱いてしまう人種ということになります)
友人とは、1年ほど前に出会い、それなりにオンライン上でのコミュニケーションを取っていました。
そして、今年の春ごろに「夏に遊ぼう!」と誘ってくれたのでした。
友人に誘われたときには、不思議と会うことへの不安は感じずにすんなりと会えました。
ここから、友人と会って感じたことについて書いていきます。
友人は、愛に溢れた人で地元愛・家族愛・推し愛をひたすら語ってくれる人で話を聞くのがかなり楽しかったです。
また、同じ趣味が複数あることが判明して、うれしい気持ちになりました。
少しのアクシデントもあったものの、それも気にならないほど幸せな気持ちに包まれていたのです。
会った後の自己分析を終えて
友人と会ったあとに自分が何を感じていたかという自己分析をしてみました。
やってみて思ったことは、「自分が苦手としていた同世代の女の子と半日も過ごせたなんてすごい!」という自己肯定の思いを強く感じました。
また、同世代や年下という年齢でひとくくりにせず、「その人」ベースで接していけば恐怖は感じないこと、自分が同世代の人に感じていたのは、恐怖感ではなく、コミュニケーションに対する苦手意識だということに気付くことができ、メンタルブロックから解放されたのでした。
幸せなひとときと一緒に自動的にトラウマを乗り越える機会を与えてくれた友人に感謝です!!
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