夢が叶ったお話

僕には小学生の頃の夢のひとつに、「ツアーコンダクターになりたい」という夢がありました。

小3の頃に社会科の授業で、地図帳が配られてからというもの、毎日地図帳の中の地図や、統計資料を眺める日々がはじまり、やがて地理に興味を持っていったのでした。

地理にどっぷり浸かってから2年ほど経ち、小5になったときに、こちらも当時ハマっていた人生ゲームでの職業カードの中に「ツアーコンダクター」というのを見つけました。

その一件があり、これはなんだ!?楽しそう!と旅行業界で働きたいという夢が芽生えたのです。

旅行業界で働きたいという夢が芽生えたあとによくやっていた遊びとしては、たまに自宅に遊びに来る母親の友達とガイドブックを広げて、どこに行きたいかを母の友達に聞きながら、僕が旅行ガイド的な役割を担うという、傍から見たらおかしい子供だと思われるようなことをしていました。

しかしながら、旅行業界で働きたいという夢は、中学に上がり、母親に「もっと知識をつけないとたよ」、担任に「お前には難しいよ」という批判を受け、自分にはできないのかなと思うようになり、やがて消えていったのです。

だいぶそれから時は流れてしまいますが、今年、その眠っていた夢を思い出し、職業という形ではありませんが、別の形で叶えることができました。

それは、歴史好きな友人に僕の地元の埼玉県行田市を紹介したことがありました。

行田市は、忍城、埼玉古墳群といったように日本の歴史の中で、とても重要な史跡がある町なのですが、それが歴史が大好きな友人には刺さってしまったようで行きたい!と言ってくれたのです。

それからというもの、だったら行こうよ!という話をして、僕は、友人を案内するべく、行田市の情報収集を始めたのでした。

友人を案内するために、情報収集をしていく中で「ツアーコンダクターになりたい」という夢を思い出し、なおさら友人に楽しい旅を提供しようという気合いが入りました。

そして、4月2日・5月6日の2回で友人を案内してきました。

4月2日は友人がなぜか行きたいと言ってくれた僕の母校巡りをしたり、埼玉県内のご当地スーパーを巡るディープな行田の旅。

5月6日は古代蓮の里・さきたま古墳公園といった行田の観光スポットを巡る旅という行程でした。

どちらも、別れ際に「楽しかった、ありがとう」と笑顔で友人が言ってくれて、ツアーコンダクターの夢が叶ったと思ったのでした。

断言します。夢は叶います!!

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